黒留袖:着物買取りの種類

着物買取を考える時、やはりせっかくの着物なので高価査定をしてほしいものです。そのためにはその着物を良い状態に保っておく必要があります。着る機会がなく、箪笥にしまいっぱなしにしておくと気が付かない内にシミやしわが浮き出てしまいがちです。着物は湿気に非常に弱いもので除湿剤を入れていても湿気の影響は受けることがあります。
着用後、しばらくは着用しないのであればしっかりとクリーニングを行い、その後も定期的に風に当てることが大切です。良い着物を次の代でも使用するのも一つの選択肢かもしれませんが、そのためには手入れがとても大切になってきます。
もう一つの選択肢としては使用する機会がないと判断したらなるべく早く着物買取に出すということです。
着物は経年劣化をしていくもので、その決断のタイミングを誤ると大切な着物の価値が下がってしまいます。
黒留袖は既婚女性の第一礼装の一つです。結婚式や披露宴で新郎新婦の母親や近親者、仲人さんが着用しているのに気付いた人がいるかもしれません。お祝いでの着用が主なもので、仲人を多く受ける人など特殊な場合を除いては着る機会が限定されているでしょう。基本的に黒留袖ははめ抜きの日向紋が5つあり、江戸褄模様や総比翼がついたものが一般的です。柄は年代によって微妙に変化し、若い人向けには色や柄が華やかでかわいらしい感じのものや、全体的に柄の入った総絵羽織模様に近いものも見られます。一方年配の人向けには込み入った柄よりも裾の方にすっきりとした模様の入った落ち着いた色のものが好まれています。
黒留袖は着る機会の少ないものである故、遺品や形見分けなどの物として手元にあり、処分に困ることもあるとおもいますが、思い切って買取に出すということも考えられます。
買取に出す際には前述の通り、保存状態が重要になってきます。また新しい物ほど価値があります。仕立て直しのできるサイズ、身丈160センチ以上のものが基本です。稀少価値の高い人間国宝や有名作家の作品、有名産地のものが高価で、それを証明する証紙の存在もまた大切です。